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特集 アディポサイトカイン

アディポサイトカインと女性医学 アディポサイトカインと子宮内膜・子宮内膜症

大須賀穣

HORMONE FRONTIER IN GYNECOLOGY Vol.21 No.3, 45-49, 2014

「Summary」レプチンとアディポネクチンは,いずれも子宮内膜の機能と子宮内膜症の病態に関与していると考えられている。子宮内膜でのレプチン受容体とアディポネクチン受容体の発現には月経周期に伴う変化がみられ,特にアディポネクチン受容体は着床期において発現が増加する。アディポネクチンは子宮内膜細胞において炎症を抑制する作用を示し,着床期における子宮内膜の安定化に寄与していると推測される。子宮内膜症患者においては,血清中および腹腔内貯留液中のレプチンが増加,アディポネクチンが低下しており,これらの病態への関与が示唆されている。

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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