【特集 アディポサイトカイン】
特集にあたって
掲載誌
HORMONE FRONTIER IN GYNECOLOGY
Vol.21 No.3 10,
2014
著者名
倉智 博久
記事体裁
抄録
疾患領域
高血圧
/
代謝・内分泌
/
糖尿病
/
骨・関節
/
癌
診療科目
一般内科
/
一般外科
/
循環器内科
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整形外科
/
産婦人科
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腎臓内科
/
糖尿病・代謝・内分泌科
/
腫瘍内科
媒体
HORMONE FRONTIER IN GYNECOLOGY
アディポサイトカインと総称される脂肪組織が産生・分泌する多くの生理活性物質が発見され,その生理的あるいは疾病における意義がつぎつぎと明らかにされている。アディポサイトカインは,また,肥満を単にさまざまな疾病のリスク因子と考えるのではなく,肥満症という疾病概念として捉えることにも大きな役割を果たした。アディポサイトカインのなかでは,plasminogen activator inhibitor(PAI)-1, tumor necrosis factor(TNF)α,レプチン,アディポネクチンなどが重要であるが,本特集の著者でもある下村・松澤らによって発見されたアディポネクチンは特に注目すべき因子である。
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。