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目で見るエストロゲンの生殖器外作用

エストロゲンの抗老化作用

平池修

HORMONE FRONTIER IN GYNECOLOGY Vol.21 No.3, 4-8, 2014

「はじめに」老化とは肉体的,精神的,社会的な変化を含むものであり,加齢とともに身体臓器の機能低下が起き,結果として恒常性維持が困難となることと定義される。代表的な性ステロイドホルモンである女性ホルモン(エストロゲン)は,卵巣顆粒膜細胞から主に産生されるが,原始卵胞の枯渇すなわち閉経に近づくにつれ,その産生は著しく低下していく。このエストロゲンの分泌状態の変化に,老化は大きく影響を受けるものと考えられる。よって閉経は総合的に個人の人生に影響を与え,最終的に寿命にも影響を及ぼす。本稿では,エストロゲンの分泌の低下という側面からエストロゲンと抗老化に関する研究を紹介する。

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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