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【特集 子宮内膜症・子宮腺筋症―最近の話題―】
子宮腺筋症(3)子宮腺筋症の悪性化

掲載誌
HORMONE FRONTIER IN GYNECOLOGY Vol.19 No.4 83-87, 2012
著者名
坂口勲 / 片渕秀隆
記事体裁
抄録
疾患領域
代謝・内分泌 / 癌
診療科目
産婦人科 / 腫瘍内科
媒体
HORMONE FRONTIER IN GYNECOLOGY

「Summary」子宮腺筋症は日常診療において比較的高い頻度で遭遇する性成熟期女性の良性疾患である. ごく稀に悪性化するが, これが進行した場合には子宮内膜癌との鑑別が困難となるため, 実際の発生頻度を詳細に把握するのは難しい. また, 病巣の本体が子宮筋層内に局在しているために子宮内膜癌にみられる不正性器出血などの臨床症状に乏しく, 子宮内膜細胞診による陽性率も低い. この視点に立った子宮腺筋症の管理上の留意点は, 悪性化する危険性を念頭に置いた経時的な観察しか現時点ではない. 「はじめに」1925年, Sampsonが子宮内膜症を起源として発生した卵巣癌をはじめて報告した1). この時から子宮内膜症は, 良性でありながら悪性化を視野に入れた管理が必要となる特殊な疾患となった. 以前より卵巣子宮内膜症の癌化率は0.7~0.8%と報告されており2)-4), さらに近年本邦で行われた前方視的調査により卵巣チョコレート嚢胞の0.72%に卵巣癌が発生することが明らかとなった5).
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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