Summary
プロゲスチンはそれぞれが固有の特性と特徴を有しており,よく使用されるものとして,プロゲステロン,メドロキシプロゲステロン酢酸エステル(MPA),ノルエチステロン,レボノルゲストレル,ジエノゲスト,ジドロゲステロン,ドロスピレノンなどがある。プロゲスチン製剤にはプロゲスチン単剤とエストロゲンとの合剤とがあり,合剤には低用量経口避妊薬も含まれる。無月経や機能性子宮出血の治療,黄体機能不全の治療,経口避妊薬,ホルモン補充療法(HRT),月経困難症,そして子宮内膜症治療薬として日常臨床で幅広く使用されている。
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性ステロイドホルモン製剤の使い分け
性ステロイドホルモン製剤の種類と特徴 (2)プロゲスチン製剤
掲載誌
HORMONE FRONTIER IN GYNECOLOGY
Vol.18 No.2 19-22,
2011
著者名
北脇 城
記事体裁
特集
/
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疾患領域
代謝・内分泌
診療科目
産婦人科
媒体
HORMONE FRONTIER IN GYNECOLOGY
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。