【特集 データブック 血栓症治療ガイドラインup-to-date】
Overview:5.その他(薬剤,検査,腎臓,糖尿病等)―薬剤,検査,腎臓,糖尿病などに関する血栓症治療ガイドラインの方向性について
掲載誌
血栓と循環
Vol.22 No.1 232,
2014
著者名
和田 英夫
記事体裁
抄録
疾患領域
循環器
/
糖尿病
/
腎臓
/
血液
診療科目
循環器内科
/
心臓血管外科
/
整形外科
/
産婦人科
/
腎臓内科
/
泌尿器科
/
血液内科
/
手術・救急
/
消化器外科
媒体
血栓と循環
近年, 経口抗Xa阻害剤ならびに経口抗トロンビン阻害剤などが, 新規経口抗凝固薬(novel oral anticoagulant: NOAC)として, 注目を浴びている. 整形外科や腹部外科手術後の血栓予防には, エノキサパリンやフォンダパリヌクスなどの薬剤が主流であったが, 最近では経口抗Xa阻害剤であるエドキサバンも普及しはじめている. 心房細動などにおける心源性脳梗塞などの血栓予防の分野においては, リバーロキサバンやアピキサバンなどの経口抗Xa阻害剤ならびに, 経口抗トロンビン阻害剤であるダビガトランが開発され, 血栓予防療法が大きく変化し, ガイドラインなども変更されようとしつつある.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。