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特集 データブック 血栓症治療ガイドラインup-to-date

4.動脈硬化危険因子 49.ACCORD,ADVANCE,VADTから示唆された,血糖強化療法と心血管イベント抑制効果について―ADA,AHA,ACCからの見解表明

塚本和久

血栓と循環 Vol.22 No.1, 215-218, 2014

出 典
Skyler JS, et al:
Intensive glycemic control and the prevention of cardiovascular events: implications of the ACCORD, ADVANCE, and VA diabetes trials: a position statement of the American Diabetes Association and a scientific statement of the American College of Cardiology Foundation and the American Heart Association.
Diabetes Care 32(1): 187-192, 2009

「要約」「はじめに」糖尿病は, 疾患特異的な細小血管障害の原因となるだけでなく, その最大の死因である大血管障害(cardiovascular disease: CVD)の強いリスク因子である. 1型糖尿病を対象としたDCCT(Diabetes Control and Complication Trial)や2型糖尿病を対象としたUKPDS(UK Prospective Diabetes Study)により, 血糖を良好に管理すればするほど細小血管障害のリスクが低下することが明らかにされ, 他の多くの研究結果も考慮して, ADA(American Diabetes Association)はA1C目標値を一般に7%未満としてきた. 一方, A1Cが高いとCVD発症率が上昇することが多くの疫学研究やメタ解析から明らかにされてきたが, 強力に血糖値を管理することがCVDイベント抑制に結び付くかどうかは不明であった.

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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