<< 一覧に戻る

特集 データブック 血栓症治療ガイドラインup-to-date

4.動脈硬化危険因子 44.小児・思春期のハイリスク脂質異常症に対する薬物療法:米国心臓協会(AHA)若年者の動脈硬化・高血圧・肥満委員会,若年心血管病評議会,心血管看護評議会の合同声明

土橋一重

血栓と循環 Vol.22 No.1, 198-201, 2014

出 典
McCrindle BW, et al:
Drug therapy of high-risk lipid abnormalities in children and adolescents: a scientific statement from the American Heart Association Atherosclerosis, Hypertension, and Obesity in Youth Committee, Council of Cardiovascular Disease in the Young, with the Council on Cardiovascular Nursing.
Circulation 115(14): 1948-1967, 2007

「要約」この声明の目的は, (1)小児の動脈硬化形成と脂質異常との関連性, (2)スクリーニングと管理について現行ガイドラインの問題点, (3)薬物療法に関する現在の知識, (4)脂質異常児の管理の推奨指針, を示すことである. 「小児における硬化性病変の形成」「1. 病理学的検討」朝鮮戦争やベトナム戦争の剖検調査が最初であった. 初期の研究では, 脂質値, 血圧などと動脈硬化の関連性を評価できなかった. Pathobiological Determinants of Atherosclerosis in Youth (PDAY)研究は, 若年者でもリスク因子が動脈の脂肪線条と線維性プラーク進展に関連していることを報告した. 最近, 複数のリスク因子から動脈硬化症の予測式も出されている. ボガルサ心臓研究によれば, 小児および若年成人での, 冠動脈脂肪線条の頻度は50%および85%, プラークは各々8%および69%であった.

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

一覧に戻る