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特集 データブック 血栓症治療ガイドラインup-to-date

4.動脈硬化危険因子 43.糖尿病患者における心血管病の1次予防における科学的提言:米国心臓協会(AHA)/米国糖尿病学会(ADA)

遅野井雄介綿田裕孝

血栓と循環 Vol.22 No.1, 194-197, 2014

出 典
Buse JB, et al:
Primary prevention of cardiovascular diseases in people with diabetes mellitus: a scientific statement from the American Heart Association and the American Diabetes Association.
Circulation 115(1): 114-126, 2007

「要約」糖尿病は一般的に心血管病(cardiovascular diseases: CVDs)による死亡率が高い疾患として認識されている. ADAとAHAは各々CVDs予防のガイドラインを発表している. ADAは糖尿病患者における個々のCVDリスクに関するガイドラインを発表しており, AHAは糖尿病患者も含めたCVDの1次, 2次予防のガイドラインを発表している. 本論文は, 両学会の提言の調和を図りながら, 両学会の違いを認識することを目的としている. 実臨床を円滑に進めるために, 本論文は項目毎に基本的な提言をしており, それらの項目に関して今回は要約していきたい. 「体重管理」脂肪摂取量(1日の摂取カロリーの30%未満とする)や総カロリーを減らすことや, 規則的な運動習慣を設けるなどの生活習慣改善に主眼をおいた構造的プログラムへの定期的な参加は, 血圧改善に加え, 開始時から5~7%の体重減少を長期的に達成できる.

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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