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特集 データブック 血栓症治療ガイドラインup-to-date

3.末梢血管,静脈血栓塞栓症(VTE/PE・DVT) 37.ACCF/AHA PAD治療ガイドライン(2011年改訂版)

進藤俊哉

血栓と循環 Vol.22 No.1, 170-174, 2014

出 典
2011 WRITING GROUP MEMBERS; 2005 WRITING COMMITTEE MEMBERS; ACCF/AHA TASK FORCE MEMBERS:
2011 ACCF/AHA Focused Update of the Guideline for the Management of patients with peripheral artery disease (Updating the 2005 Guideline): A Report of the American College of Cardiology Foundation/American Heart Association Task Force on Practice Guidelines.
Circulation 124: 2020-2045, 2011

「要約」「まえがき」ACCF/AHAは, エビデンスを有するPeer-reviewや大規模無作為試験などの新しいデータに対応するため, すでに発表されたガイドラインの見直しを行ってきた. 治療効果に関しての推奨レベルは危険性と利益の大きさによりI, IIa, IIb, IIIに分類し, エビデンスレベルは確実性と正確さによって大きいものからA, B, Cとした. 「はじめに」2010年12月までにACCFやAHA, SVSなどに発表された臨床試験を, 2005年のACCF/AHAガイドラインを作成したメンバーとそれに加わった専門家によって検討した結果, 2005年のガイドラインを改訂した方がよいとの結論に至った. また現在では血管疾患は世界的な疾病であると認識されてきているため, 国際的な視点でまとめられたTASC, TASC IIとの整合性も図った. 2005年のガイドラインでは下肢, 腎動脈, 内臓動脈, 腹部大動脈についての総合的なガイドラインであったが, 内臓動脈に関しては大きな改訂はなく, 腎動脈に関しても血行再建の適応がより限定的になった以外, 薬物治療に関しての変更はないため, 今回は下肢動脈(下肢PAD)と腹部大動脈瘤のみについての改訂とした.

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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