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特集 データブック 血栓症治療ガイドラインup-to-date

3.末梢血管,静脈血栓塞栓症(VTE/PE・DVT) 36.広汎型肺塞栓,亜広汎型,腸骨大腿型深部静脈血栓症,慢性血栓塞栓性肺高血圧の管理:米国心臓協会(AHA)声明

孟真

血栓と循環 Vol.22 No.1, 165-169, 2014

出 典
Jaff MR, et al:
Management of massive and submassive pulmonary embolism, iliofemoral deep vein thrombosis, and chronic thromboembolic pulmonary hypertension: a scientific statement from the American Heart Association.
Circulation 123(16): 1788-1830, 2011

「要約」「肺塞栓症」「1. 肺塞栓症における病型の定義」肺塞栓症は広汎型(massive), 亜広汎型(sub-massive), 非広汎型(non-massive)の各病型により予後がかなり異なるにもかかわらず, その定義はあいまいである. そこで各病型の定義を以下のように提案する. (1)広汎型(massive)肺塞栓症: 急性肺塞栓症で低血圧を合併(収縮期血圧90mmHg未満が15分以上継続あるいは昇圧剤を必要とする. ただし原因が不整脈, hypovolemia, 敗血症, 左心不全でない), 心停止, 継続する高度除脈(ショックを伴う40/分未満の除脈)をのぞく. (2)亜広汎型(sub-massive)肺塞栓症: 急性肺塞栓で低血圧を合併しない(収縮期血圧が90mmHg以上)だが右室機能不全か心筋壊死を認める. 右室機能不全は以下のうち1つを認めるとする. ・心エコーで右室拡大(心尖4像で右室径/左室径>0.9)あるいは右室収縮機能低下

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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