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特集 データブック 血栓症治療ガイドラインup-to-date

3.末梢血管,静脈血栓塞栓症(VTE/PE・DVT) 34.非手術患者における静脈血栓塞栓症の予防:抗血栓療法と血栓症の予防法第9版:American College of Chest Physicians (ACCP)エビデンスに基づいた臨床ガイドライン/35.末梢動脈疾患における抗血栓療法:抗血栓療法と血栓症の予防法第9版:American College of Chest Physicians (ACCP)エビテンスに基づいた臨床ガイドライン

佐戸川弘之

血栓と循環 Vol.22 No.1, 161-164, 2014

出 典
34:Kahn SR, et al:
Prevention of VTE in nonsurgical patients: Antithrombotic Therapy and Prevention of Thrombosis, 9th ed: American College of Chest Physicians Evidence-Based Clinical Practice Guidelines.
Chest 141(2 Suppl): 195S-226S, 2012

35:Alonso-Coello P, et al:
Antithrombotic therapy in peripheral artery disease: Antithrombotic Therapy and Prevention of Thrombosis, 9th ed: American College of Chest Physicians Evidence-Based Clinical Practice Guidelines.
Chest 141(2 Suppl): e669S-690S, 2012

「34. 要約」「背景」内科的入院患者, 外来の担癌患者, 慢性的に動けない患者, 長距離旅行者と栓友病の静脈血栓塞栓症(以下VTE)の予防について述べる. 「結果」急性疾患で入院した患者において血栓症の危険が増す場合, 低分子量ヘパリン(LMWH), 低用量未分画ヘパリン(LDUH)1日2~3回, またはフォンダパリヌクスを投与すべきで(Grade1B, 理論的根拠により推奨レベルを規定), 安静や入院期間以上に予防期間を延長することは推奨しない(Grade2B). 低リスク患者には, 薬物治療ではなく, 機械的予防法を薦める(Grade1B). 出血しているか大出血の高リスクの患者では, 段階的圧迫ストッキング(GCS)か(Grade2C), 間欠的空気圧迫装置(IPC)を推奨する(Grade2C). 重症患者では, LMWHまたはLDUHによる予防を薦める(Grade2C). 重症で出血または大出血のリスクの高い患者には, 出血の危険性が少なくなるまではGCSまたはIPC, または併用が望ましい(Grade2C).

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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