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特集 データブック 血栓症治療ガイドラインup-to-date

1.脳 18.AHA/ASAからの破裂脳動脈瘤によるくも膜下出血の治療に関するガイドライン

麓健太朗上山憲司大里俊明

血栓と循環 Vol.22 No.1, 89-93, 2014

出 典
Connolly ES, et al:
Guidelines for the management of aneurysmal subarachnoid hemorrhage: a guideline for healthcare professionals from the American Heart Association/american Stroke Association.
Stroke 43(6): 1711-1737, 2012

「要約」「はじめに」破裂脳動脈瘤によるくも膜下出血(以下aSAH)の診断, 治療の最近の包括的な推奨を提示する目的のガイドラインである. MEDLINEにて渉猟された(2006.11.1-2010.5.1)文献を参考とし, AHA stroke councilによるエビデンス評価法に基づき, 各々の推奨に関して階級分けした(表1). 「発生率と罹患率」2000年のWHOの発表によると年間発症率が10万人あたり2人(中国)から22.5人であった. 最近の調査ではフィンランドと日本で発症率が高く中南米で低い. 年間発症率は10万人あたり2人から16人であった. 「危険因子と予防」(1)高血圧の薬物治療は虚血性脳卒中, 脳内出血, 心・腎・またその他の末梢臓器の損傷を予防するため推奨される(クラスI, エビデンスレベルA). (2)高血圧は治療されるべきでまたその治療は破裂脳動脈瘤によるくも膜下出血の危険も減少させる(クラスI, エビデンスレベルB).

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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