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特集 データブック 血栓症治療ガイドラインup-to-date

1.脳 13.脳動脈瘤とくも膜下出血の管理に関する欧州脳卒中協会(ESO)ガイドライン

森田健一

血栓と循環 Vol.22 No.1, 63-66, 2014

出 典
Steiner T, et al:
European Stroke Organization guidelines for the management of intracranial aneurysms and subarachnoid haemorrhage. Cerebrovasc Dis 35(2): 93-112, 2013

「要約」「はじめに」くも膜下出血(SAH)の発生頻度は9人/人口10万人であり, 発症後保存的加療を行った場合の死亡率は50-60%である. 血管れん縮, 水頭症, 遅発性脳虚血や他の合併症に予後は影響される. 脳動脈瘤破裂によるSAHと動脈瘤破裂に起因しないSAHの管理の包括的なガイドラインを示すことを目的とした. 「概略」「臨床的所見とグレード」脳動脈瘤破裂によるSAHの予後は, 入院時神経所見, 特に意識状態, 年齢, 出血量に関係する. SAH患者の初診評価, 神経所見は, Glasgow Coma Scale (GCS)で行うことを推奨する. Hunt and Hessの分類が広く使用されている. また, PAASH (the Prognosis on Admission of Aneurysmal Subarachnoid Haemorrhage)分類は, WFNS (a committee of the World Federation of Neurological Surgeons)分類より使用しやすい1)(class III, level C 2)).

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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