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特集 データブック 血栓症治療ガイドラインup-to-date

1.脳 9.頭蓋外頸動脈および椎骨動脈疾患患者の管理に関するガイドライン―米国心臓学会財団(ACCF),米国心臓協会(AHA),米国脳卒中協会(ASA),米国神経科学看護師協会(AANN),米国脳神経外科協会(AANS),米国放射線医学学会(ACR),米国神経放射線協会(ASNR),脳神経外科会議(CNS),動脈硬化の画像と予防協会(SAIP),心臓血管撮影と治療協会(SCAI),放射線医学血管内治療協会(SIR),脳神経血管内治療協会(SNIS),心臓病学協会(SVM),血管外科協会(SVS)からの報告

宮下史生

血栓と循環 Vol.22 No.1, 40-45, 2014

出 典
Brott TG, et al:
2011ASA/ACCF/AHA/AANN/AANS/ACR/ASNR/CNS/SAIP/SCAI/SIR/SNIS/SVM/SVS guideline on the management of patients with extracranial carotid and vertebral artery disease. A report of the American College of Cardiology Foundation/American Heart Association Task Force on Practice Guidelines, and the American Stroke Association, American Association of Neuroscience Nurses, American Association of Neurological Surgeons, American College of Radiology, American Society of Neuroradiology, Congress of Neurological Surgeons, Society of Atherosclerosis Imaging and Prevention, Society for Cardiovascular Angiography and Interventions, Society of Interventional Radiology, Society of NeuroInterventional Surgery, Society for Vascular Medicine, and Society for Vascular Surgery.
Circulation 124(4): 54-130, 2011

「要約」「はじめに」脳卒中は, 先進国における死亡原因の第3位であり, 長期にわたる要介護の第1の原因である. その原因疾患として頭蓋外内頸動脈および椎骨動脈疾患は非常に重要であり, 本稿ではその管理に関するガイドラインについて解説する. なお本ガイドラインは非常に多岐にわたっているため, 勧告として記載された部分のみを中心に解説する. 「無症候性患者における頭蓋外頸動脈疾患の評価」頭蓋外頸動脈疾患の初期評価は, 頸動脈ドップラ検査で行うべきである. 無症候性であっても, 頸動脈超音波検査による頭蓋外頸動脈の評価を行ってもよい患者は以下の通りである. (1)すでに頸動脈狭窄症が診断されている, または疑いが強い患者(クラスI). (2)頸部血管雑音を認める患者(クラスIIa). (3)50%以上の頸動脈狭窄症が認められた患者における経過観察目的(Class IIa). (4)症候性の末梢動脈疾患, 冠動脈疾患, 大動脈瘤の病歴がある患者(Class IIb).

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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