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特集 データブック 血栓症治療ガイドラインup-to-date

1.脳 5.rt-PA(アルテプラーゼ)静注療法ガイドライン第2版,日本脳卒中学会

河野浩之

血栓と循環 Vol.22 No.1, 24-28, 2014

出 典
Minematsu K, et al:
Guidelines for the intravenous application of recombinant tissue-type plasminogen activator (alteplase), the second edition, October 2012: a guideline from the Japan Stroke Society.
J Stroke Cerebrovasc Dis 22(5): 571-600, 2013

「要約」「はじめに」わが国では, 独自の用量(0.6mg/kg)によるJapan Alteplase Clinical Trial (J-ACT)1)の結果に基づき, 2005年に急性期虚血性脳血管障害の治療方法として, recombinant tissue-type plasminogen activator (rt-PA)であるアルテプラーゼ静注療法が認可された. その後, 治療可能時間延長(発症後4.5時間以内)が2012年8月に保険適応となったことや新規医療機器承認などにより医療環境が大きく変わったことから, 適正治療指針を改訂した. 「治療薬」静注用血栓溶解薬には, アルテプラーゼを用いる[エビデンスレベルIa, 推奨グレードA(表1)2)]. アルテプラーゼ静注療法によって, 3ヵ月後の転帰良好例は有意に増加する. 一方で症候性頭蓋内出血は約3~10倍増え, 5~20%にみられる[Ia].

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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