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データブック アテローム血栓症の大規模臨床試験 PART3

2.心臓 d.インターベンション 9.パクリタクセル溶出性ステント(タクサス)に伴うステント血栓症の頻度,時期,その関連因子―TAXUS Ⅱ,Ⅳ,Ⅴ,Ⅵの3,445例のメタ解析と3年目までのフォロー

伊苅裕二

血栓と循環 Vol.19 No.3, 115-116, 2011

出 典
Ellis SG, et al:
Incidence, timing, and correlates of stent thrombosis with the polymeric paclitaxel drug-eluting stent:a TAXUS Ⅱ, Ⅳ, Ⅴ, and Ⅵ meta-analysis of 3,445 patients followed for up to 3 years.
J Am Coll Cardiol 49(10):1043-1051, 2007

※図表に関しましては、割愛させていただいております。

要 約

背景

 薬剤溶出性ステントのステント血栓症の発生頻度や時期に関して,金属ステントとの比較は明らかになっていない.その結果として,ハイリスク群の認識や抗血小板薬の投与期間に関して明らかではない.

対象

 主要な4つのタクサスステントの無作為試験,すなわちTAXUS Ⅱ,TAXUS Ⅳ,TAXUS Ⅴ,TAXUS Ⅵに登録された3,445症例.各試験においての対象病変は異なるが,試験内においては無作為化されており,タクサスステントと同形の金属ステントが無作為に植え込まれている.症例のフォローアップは1年以上行われている.

方法

 メタ解析である.ステント血栓症の定義は,以下の3つのいずれかである.①ステント部位に血管造影で血栓が証明された急性冠症候群,②血管造影の証拠はないが,ステント植え込み領域に起こった急性心筋梗塞,③30日以内に起こった他に原因の特定できない突然死.

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