Answer
はじめに
高血圧,糖尿病,脂質異常症,喫煙などの古典的危険因子やメタボリックシンドローム,慢性腎臓病,閉塞性睡眠時無呼吸といった新たな危険因子を有することで(表1),血管内皮機能障害が惹起される.血管内皮機能障害は動脈硬化の初期段階であり,さらに炎症や酸化ストレス,局所のレニン-アンジオテンシン系活性化に代表される血管代謝異常などの病態が複雑に絡み合い,血管平滑筋細胞が増殖し,血管壁が肥厚することで血管内腔に狭窄を来す.
全文記事
血栓症に関するQ&A PART6
9.その他 Q69 「血管不全」について教えてください
掲載誌
血栓と循環
Vol.19 No.1 226-228,
2011
著者名
豊田 茂
/
井上晃男
/
野出 孝一
記事体裁
特集
/
全文記事
疾患領域
循環器
/
血液
診療科目
一般内科
/
循環器内科
/
心臓血管外科
/
腎臓内科
/
糖尿病・代謝・内分泌科
/
血液内科
/
老年科
媒体
血栓と循環
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。