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はじめに
ワルファリンはさまざまな血栓症に用いられるが,血中濃度が治療域に達しないと無効であり,治療域を超えると出血性合併症が増加する.しかし,その用量には著しい個人差,人種差があり,またさまざまな薬物,食品との相互作用も存在するため,抗凝固の効果と出血リスクについては定期的なモニタリングが必要である.本稿では,ワルファリンの抗凝固モニタリング法として現在広く用いられている検査法と,その問題点を概説する.
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血栓症に関するQ&A PART6
5.血液凝固・線溶系 Q40 ワルファリン療法の血液凝固モニターには問題点があるのでしょうか
掲載誌
血栓と循環
Vol.19 No.1 138-140,
2011
著者名
石上晃子
/
豊田 一則
記事体裁
特集
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全文記事
疾患領域
循環器
/
血液
/
脳血管障害
診療科目
循環器内科
/
心臓血管外科
/
脳神経外科
/
神経内科
/
血液内科
媒体
血栓と循環
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。