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特集 コンピュータサイエンスの応用

異なるデータベースの有機的統合と医療への応用

藤原大水口賢司

THE LUNG perspectives Vol.27 No.3, 21-24, 2019

生命科学の分野では,遺伝子解析技術の進展によって,大量のデータが蓄積される時代になってきた.また,医療の分野でもデジタル化が著しい.人工知能ブームの到来によって,これらのデータを統合し解析することで,新しい知識が発見され,実用化されることが期待されている.我々の研究室ではこれまで,公共のデータベースの統合やオリジナルの実験データを公開し,医学研究へ応用する取り組みを行ってきた.本稿ではそれに加え,医療データを人工知能で解析することにより創薬の研究開発を加速するプロジェクトも含め報告する.
「KEY WORDS」人工知能,データウェアハウス,創薬標的,トキシコゲノミクス

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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