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第一線で働く医師たちからのオピニオン

終わりのない学びの道を歩み,理想の診療を追及する

亀井三博

THE LUNG perspectives Vol.26 No.4, 98-101, 2018

私の出身である名古屋大学医学部第三内科には,研修先から帰局した医師に対して半年から1年,総合内科的な再訓練を行うシステムがありました.名古屋大学では今でいうスーパーローテートの研修方式が当時から採りいれられていたのです.専門を決めずに様々な科を回る中で私は消化器内科の胃カメラを用いた診療に興味を抱いていました.その一方,呼吸器内科にはどちらかというと苦手意識をもっていました.その理由として,呼吸生理に馴染めなかったこと,そして,その当時の喘息はよくなる見込みのない疾患でありましたし,大勢の喘息患者さんが病棟で人工呼吸器をつけて苦しそうにしている様子をみるのが心苦しかったことが挙げられます.

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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