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序文

THE LUNG perspectives Vol.25 No.1, 20, 2017

我が国は超高齢化・少子化社会を迎え,医療のあり方,家族のあり方など大きな変革を余儀なくされている。統計学的にも,数十年前からこの時代の到来を予期できていたであろうに,充分な対策も追いつかず,目の前の現実にあたふたしている現状である。「介護難民」という言葉も昨今耳にすることが多い。介護が必要な高齢者や障がい者ではあるものの,家庭でも病院でも施設でも介護を受けることができない者のことを指す言葉である。介護難民の数は年々増加しており,2025年には約700万人にまでなると推測されているらしい。介護難民をなくすためには介護職を増加させることが解決策であるとされている。同時に医療職も,病院という職場を離れ,患者さんのいる場所へ出向いて行って医療行為を行うという「在宅医療」「訪問看護」という領域が注目されているようになっている。今号の特集企画では,呼吸器という視点から在宅医療の最先端,問題点についてそれぞれの専門から解説をいただいている。

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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抄録