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いま振り返る研究の日々

第8回 我が国の在宅酸素療法の長期追跡結果が持つ意味とは?

川上義和

THE LUNG perspectives Vol.24 No.2, 91-93, 2016

在宅酸素療法は,今や広くいきわたった治療法である。対象疾患はCOPDをはじめ肺結核後遺症,間質性肺炎/肺線維症,肺癌など多岐にわたる。この適応基準はもちろん呼吸不全が存在することであるが,その基準作りや実態調査についての臨床研究は世界的に見ても我が国は抜きん出ており,保険診療でカバーしていることも特色である。その意味で我が国は先進国である。このような進歩が見られた背景には,1979年に始まった厚生省特定疾患「呼吸不全」調査研究班の功績がある。その中で,私達が世界に向けて発信した幾つかの研究を紹介したい。

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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