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Medical Pictures

PET/CTで集積を認めた気管支内異物の1例

日比野真近藤哲理

THE LUNG perspectives Vol.23 No.3, 1, 2015

58歳,38 pack-yearの喫煙歴がある女性。生来健康であり,特記すべき既往や症状はない。検診にて血清癌胎児性抗原(CEA)高値:7.3ng/mL(正常値:<5.0ng/mL)とPET/CTにおける軽度集積(図1)を認めたために,精査加療目的に当科を紹介受診した。CTで右肺底管内腔に異常陰影を認め(図2),気管支鏡検査を行った(図3)。異物はピーナッツであり,気管支粘膜には扁平上皮化生と炎症細胞浸潤が認められた(図4)。約4ヵ月経過した時点で2回目の気管支鏡検査を施行した。初回に生検を行った部位を含め,粘膜面に異常所見は認められなかった。以上より最終的に,ピーナッツに対する局所的な気管支の炎症・扁平上皮化生と診断した。

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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