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第2回 顔面潜水

掲載誌
THE LUNG perspectives Vol.22 No.4 88-90, 2014
著者名
川上義和
記事体裁
抄録
疾患領域
呼吸器
診療科目
呼吸器内科
媒体
THE LUNG perspectives

顔面潜水とはface immersionの私なりの和訳である。潜水反射(diving reflex)という生理現象が,海や河川にすむ哺乳類には備わっている。潜水すると徐脈になり,中枢神経系や心臓への血流は保たれるが,筋肉などの末梢組織は血流がほとんど途絶するという。生命維持に不可欠な臓器に酸素を送り込むために末梢組織を犠牲にする,酸素保存反射(oxygen conserving reflex)ともいわれる所以である。この潜水反射は,顔面を耳介の前まで水に浸けるだけでシミュレートできる。それが顔面潜水である。アメリカでの体プレチスモグラフ(以下,箱と呼ぶ)を使った実験は,箱全体を水で満たそうという計画だった。なぜ,水で満たすのか?通常のように箱が空気で満たされていると,箱内の温度が一定に落ち着くまで時間がかかるし,被験者の呼気や体温の影響で箱内圧はなかなか安定しない。
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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