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【特集 新技術の呼吸器への応用を考える】
ナノテクノロジーと肺
Nanotechnology and the lungs

掲載誌
THE LUNG perspectives Vol.22 No.4 66-70, 2014
著者名
津田陽 / 濱田薫
記事体裁
抄録
疾患領域
呼吸器
診療科目
呼吸器内科
媒体
THE LUNG perspectives

「Summary」ナノテクノロジーとは,物質を原子や分子レベルで制御,操作することを対象とする学問の一分野である。物質のサイズをナノメートルレベルまで縮小させると,今まで大きなサイズレベルでは起こらなかった新しい物理化学的現象(量子効果)が起こりうる。ナノテクノロジーと生物学の接点はナノバイオテクノロジーというが,本稿では肺におけるナノテクノロジーの応用について焦点を絞り概説する。特に,肺は非常に広い表面積と極度に薄い空気血液ガス交換組織をもち,常に莫大な数のナノ粒子と接触していると考えられる。この肺とナノ粒子の物質効果と有用性については最近よく話題となっている。ナノ粒子の利用は量子効果など,今まで全くみられなかった新しい物理化学的現象を伴うので,ナノ物質は生体にとって毒性を呈する可能性という危惧を引き起こすが,同時にナノ粒子は,今までミクロン粒子では不可能であった新しい薬物の投与経路の開発というユニークな応用の可能性もあるので興味深い分野である。
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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