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第一線で働く医師たちからのオピニオン

小山市と南三陸町からみる地域医療のかたち

篠原秀樹

THE LUNG perspectives Vol.22 No.3, 110-113, 2014

「地域医療モデル地区としての小山市の取り組み」 栃木県小山市は首都圏のベッドタウンとして県内2位の人口をもつ地方都市です. 早期から予防接種の無料化に取り組み, 大久保寿夫市長を中心に「健康都市おやまプラン21」, 「すこやか長寿プラン」をはじめとした多彩な健康づくり活動を展開するなど, 医療行政の意識が比較的高い都市といえるでしょう. 小山市に野木町・下野市・上三川町を加えた県南部を網羅する小山地区医師会は松岡淳一会長のもと会員数200名以上を擁し, 「全員参加型」の医師会として活動しています. 小山市民病院の敷地内に開設した「夜間休日急患センター」の取り組みもその1つです. これは下野市の自治医科大学(以下, 自治医大)救急外来の逼迫を受けて2008年度に開始したもので, 地域で1次救急患者を診療し, 軽症患者を受け入れています. センター開設により, 自治医大および市民病院の救急外来患者数は大きく減少しました.

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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