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第一線で働く医師たちからのオピニオン
患者さんから教えられることのむずかしさ―呼吸器・アレルギー専門クリニックの挑戦―

掲載誌
THE LUNG perspectives Vol.22 No.1 96-99, 2014
著者名
田中裕士
記事体裁
抄録
疾患領域
呼吸器 / アレルギー・免疫 / 耳鼻科疾患
診療科目
呼吸器内科 / アレルギー科 / 耳鼻咽喉科 / 小児科
媒体
THE LUNG perspectives

「地域医療の原点は患者さんの話から」患者さんの声から真実をくみとらなければならないと感じます. 吸入療法を主体とした喘息治療では, なぜアドヒアランス(最近では一歩進んでコンコーダンス)が悪いのでしょうか? 開業してすぐにその理由がわかりました. 患者さんの「えーッ, 喘息って風邪じゃないのですか? 発作がよくなったら治ったと思っていました」「ステロイド薬は身体に悪いからなるべく使わないように皆にいわれています」「どうにかならないの, この高い薬代」「循環器と糖尿病でお腹いっぱいの薬をもらっているのでこれ以上は増やしたくありません」という言葉からです. いずれも大学病院時代には耳にしなかった言葉です. 患者さんにとって「治る病気」というのは薬が切れても症状が出ないことを指し, われわれが「治る」というのは「緩和する」ということなのでそこにずれが生じています. 確かに最近の吸入配合薬は抜群の効果があり, 少しさぼっていても感冒やストレスがなければ喘息発作が起きず, 治ったと思っても仕方がない一面があります.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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