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【特集 咳と痰のサイエンス】
基礎医学とのダイアローグ 繊毛運動を制御する分子メカニズム
Regulatory mechanism of ciliary movement

掲載誌
THE LUNG perspectives Vol.21 No.4 57-60, 2013
著者名
茂田昌樹 / 横山尚彦
記事体裁
抄録
疾患領域
呼吸器 / 耳鼻科疾患 / 小児疾患
診療科目
一般内科 / 呼吸器内科 / 耳鼻咽喉科 / 老年科 / 小児科
媒体
THE LUNG perspectives

「Summary」繊毛は, 真核生物に広く保存された細胞内小器官であり, 運動性をもつことから, 古くから多くの研究者を魅了してきた. また繊毛には, 内部に微小管と分子モーターであるダイニンからなる軸糸と呼ばれる構造が存在する. 歴史的に, 繊毛運動はダイニンや微小管の構造研究を中心に進められ, 現在その分子構造が明らかとなりつつある. 慢性気管支炎, 副鼻腔炎, 水頭症, 内臓逆位など繊毛運動障害により生じる疾患は一次繊毛障害と呼ばれるが, これらの原因遺伝子として軸糸の構成分子の変異が同定されつつある. 最近になって, 気管上皮を例に組織レベルでの繊毛の協調運動の制御に, 平面内細胞極性(PCP)が基底小体(BB)を介して関わることが示された. 「I 繊毛の構造」繊毛は, 細胞表面より突出する毛状の構造体で, 太さは約200nmで, 長さは数mmから数十mmまでさまざまである. 内部には軸糸(axoneme)と呼ばれる構造を有する(図1).
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
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