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【特集 咳と痰のサイエンス】
花粉症と咳
Cough in patients with pollinosis

掲載誌
THE LUNG perspectives Vol.21 No.4 49-52, 2013
著者名
増田佐和子
記事体裁
抄録
疾患領域
呼吸器 / アレルギー・免疫 / 耳鼻科疾患
診療科目
一般内科 / 呼吸器内科 / アレルギー科 / 耳鼻咽喉科 / 老年科 / 小児科
媒体
THE LUNG perspectives

「Summary」スギ花粉症患者の30~70%程度が花粉飛散期に咳嗽を訴える. 成人の咳嗽の多くは乾性で比較的軽く, 喉の異物感や痒みなどの咽喉頭症状の合併も多い. 小児患者でも成人と同程度に咳嗽を認めるが, 湿性咳嗽が優位である. 花粉症における咳嗽の機序としては, 基礎的な実験結果や臨床研究から, 喉頭アレルギーが最も重要であると考えられている. ヒスタミンH1受容体拮抗薬が花粉症の咳嗽や咽喉頭症状に奏効することは, 喉頭アレルギーの関与を示唆するものである. また, 咳喘息や鼻腔の炎症からの非特異的な刺激, さらに全身を介したアレルギー反応の亢進による影響も関わっている可能性があり, おそらく花粉症の咳嗽は複数の機序により引き起こされていると考えられる. 上下気道の連続性とその密接な関連を考え, 咳嗽の機序を意識しつつ個々の症例に対して治療を行う必要がある. 「I 花粉症における咳の頻度」スギ花粉症の症状は多彩で, 患者はくしゃみ, 水性鼻汁, 鼻閉だけでなく, 眼や皮膚の症状, そして少なからず咳嗽などの咽喉頭症状を訴える.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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