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呼吸器と循環器のクロストーク―薬物の進歩―

序文

谷口直之

THE LUNG perspectives Vol.19 No.4, 12, 2011

 本号は,「呼吸器と循環器のクロストーク―薬物の進歩―」がテーマである。
 いうまでもなく,ガス交換の場としての肺循環には肺血管の拡張,収縮に加えて酸素化が関わり,血管内皮細胞から血管作動物質として,拡張に関わるNOやプロスタサイクリン,主に収縮作用に関わるエンドセリン,さらに血管平滑筋に,従来からいわれてきたカルシウムシグナルによるミオシン軽鎖のリン酸化に加え,低分子量GTP結合タンパク質Rhoとその標的タンパク質であるRho-キナーゼなどがある。本特集では,これらの病態の基礎的な背景,上記の血管作動物質などに関連した薬物治療とその薬理機構の解説,さらには喀血を伴う疾患,肺動脈性の肺高血圧症,左心室性に伴う肺高血圧症,血栓や栓塞による肺高血圧症,急性肺血栓塞栓症,急性肺水腫(APE),急性呼吸窮迫症候群(ARDS),COPD等の薬物治療ならびに外科治療について詳しく論ずる。

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