目でみるアルコールと尿酸
Ⅳ─飲酒による尿酸値上昇の増悪因子
掲載誌
高尿酸血症と痛風
Vol.27 No.1 1-6,
2019
著者名
中田恵理子
/
坊池義浩
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森脇優司
記事体裁
連載
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抄録
疾患領域
代謝・内分泌
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膠原病・リウマチ性疾患疫
診療科目
一般内科
/
膠原病科
/
リウマチ科
媒体
高尿酸血症と痛風
これまで,アルコール飲料の種類や摂取量と尿酸値・痛風リスクの関係について述べてきたが,アルコール飲料の種類や摂取量だけではなく,さまざまな要因が飲酒による尿酸値上昇の増悪因子となりうる。アルコール飲料による尿酸値上昇の増悪因子としては,①飲酒習慣,②空腹時の飲酒,③脱水,④運動,⑤肥満,⑥アルデヒド脱水素酵素(ALDH),アルコール脱水素酵素(ADH)の遺伝子多型,などが挙げられるが,「目でみるアルコールと尿酸」シリーズ第4回ではこれらの要因について考えてみたい。
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。