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特集 尿酸,XORと内皮細胞障害

2.各論 1)尿酸の血管内皮細胞障害の発症機序

丸橋達也木原康樹東幸仁

高尿酸血症と痛風 Vol.26 No.1, 38-41, 2018

動脈硬化は,血管内皮機能障害を第一段階として発症,進展し,最終的に心血管疾患発症に至る。高尿酸血症により,血管内皮機能障害が惹起される機序がいくつか推定されている。1つは,キサンチン酸化酵素が,ヒポキサンチンおよびキサンチンから尿酸を酸化する際に生じる活性酸素による障害である。もう1つは,尿酸トランスポーターを介して血管内皮細胞に取り込まれた尿酸自体による障害である。高尿酸血症に対する治療介入は,血管内皮機能を改善し,心血管疾患発症を抑制する可能性がある。
「KEY WORDS」尿酸,血管内皮細胞,キサンチン酸化酵素,尿酸トランスポーター

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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