プリン体は一律に制限すべきか,という問いに対して,大事なのは“量”と“質”だと考える。プリン体には4 種類の塩基,そのヌクレオシド,さらにリン酸の結合したヌクレオチド,それらが重合した核酸とさまざまな種類がある。食品や調理によりその含有率が異なる。またプリン体の種類によって血清尿酸値に与える影響も異なる。本稿ではそれらをまとめ,注意すべきプリン体からどのような食品が勧められるかを述べた。
「key words」プリン体,量と質,ヌクレオシド,ヌクレオチド,核酸,尿酸値への影響
「key words」プリン体,量と質,ヌクレオシド,ヌクレオチド,核酸,尿酸値への影響