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痛風Q&A
Q アジアの痛風患者に共通の傾向や特徴があるか教えてください。

掲載誌
高尿酸血症と痛風 Vol.23 No.1 92-93, 2015
著者名
鎌谷直之
記事体裁
抄録
疾患領域
代謝・内分泌 / 骨・関節
診療科目
一般内科 / 整形外科 / リウマチ科 / 腎臓内科 / 糖尿病・代謝・内分泌科 / 老年科
媒体
高尿酸血症と痛風

「Answer」痛風の頻度は集団により異なり,また同じ集団でも年月により変化する。それは,血清尿酸値の平均が集団により異なり,また年月により変化するためである。血清尿酸値が集団により異なる理由は,遺伝と環境の両方が血清尿酸値に関係するからである。日本では第二次世界大戦までは痛風患者の報告は多くなかったが,生活が豊かになるに連れ徐々に増えてきた。少なくとも2004年までは血清尿酸値と痛風は増加傾向にあったことが論文で確認される。2003年の和歌山県の調査では痛風の頻度は男性で1.1%,全体で0.5%であったが現在ではさらに増加しているであろう。日本以外のアジアの国々における痛風の頻度は比較的近年の報告にしかみられない。台湾では2005~2008年の栄養健康調査で男性の痛風(自己申告)の頻度が8.21%に昇るという。しかも中国本土からの人々より台湾原住民で高い(11.7%)ことが報告されている。その理由は,台湾原住民がポリネシア系の人々と遺伝的に近く,その遺伝的影響により高尿酸血症および痛風が多いとされる。
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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