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特集 間質性膀胱炎―新たな展開

診断の流れとその要点

兼光紀幸

排尿障害プラクティス Vol.30 No.1, 22-25, 2022

間質性膀胱炎(IC)は膀胱の痛みや不快感,頻尿,強い尿意や排尿困難など多彩な症状を呈する疾患であり,患者のQOLは大きく損なわれる。その改善には,正確な診断と適切な治療が必要であることはいうまでもない。膀胱鏡検査は混同しうる他疾患の除外に必要であるばかりではなく,ICの診断にも重要な検査である。本稿ではこれに先立つ問診,検査を系統立てて行い,正しい診断を行うための流れと要点を述べる。
「KEY WORDS」間質性膀胱炎(IC),過活動膀胱,狭帯域光観察(NBI)

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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