『排尿障害プラクティス』は30年前の1993年9月に阿曾佳郎先生を編集主幹とし，栗田孝，小柳知彦，服部孝道の3名の先生方を編集委員として3カ月ごとの季刊誌として創刊され，第1号では栗田孝先生の企画による「排尿障害と各科の原疾患」を特集として取り上げました。手元に保管していた創刊を案内するパンフレット（図）には，わが国初の排尿障害総合臨床誌として，長寿社会に生きる人々のQOLの低下を起こす排尿障害の解決に向けて寄与したいという強い思いがうかがわれます。