特集 難治性過活動膀胱
難治性過活動膀胱の定義と頻度
掲載誌
排尿障害プラクティス
Vol.29 No.1 16-20,
2021
著者名
青木 芳隆
/
清水 信貴
記事体裁
抄録
/
特集
疾患領域
泌尿器
/
腎臓
診療科目
腎臓内科
/
泌尿器科
媒体
排尿障害プラクティス
Key Words
尿意切迫感,行動療法,薬物療法,治療抵抗性,多因子
難治性過活動膀胱は,初期診療における行動療法,薬物療法を少なくとも12週間継続しても抵抗性である場合とされる。しかし,その抵抗性の定義は定まっていない。難治性と診断する前には,適切に過活動膀胱と診断しているか,複数ありうる病因を探っているか,患者の目標はどこまでなのか,などを再度確認しておくことが大切である。
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。