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特集 夜間頻尿診療ガイドライン第2版を読み解く

夜間多尿に対する行動療法

関戸哲利

排尿障害プラクティス Vol.28 No.1, 42-49, 2020

夜間多尿に対する行動療法としては,飲水指導,塩分制限,栄養指導,運動療法,弾性ストッキング着用,昼間の下肢挙上などがある。通常,これらを組み合わせた統合的生活指導という形で実施される場合が多い。現時点では十分なエビデンスがあるとは言い難いが,これらの治療法は侵襲性が低く,有効性を示した報告もあることから,夜間多尿に対する治療の第一選択とすべき治療法といえる。
「KEY WORDS」夜間多尿,飲水指導,塩分制限,運動療法,統合的生活指導

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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