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特集 夜間頻尿診療ガイドライン第2版を読み解く

夜間頻尿の疫学とリスク因子

舛森直哉

排尿障害プラクティス Vol.28 No.1, 22-27, 2020

夜間頻尿に関する疫学において一貫して明白なことは,夜間頻尿は男女や年齢層を問わず頻度の高い下部尿路症状であること,その頻度は年齢とともに急上昇すること,QOLに悪影響を与えること,高血圧や糖尿病などのさまざまな因子と関係があることである。夜間頻尿は睡眠障害,転倒,うつなどを悪化させるリスク因子である。夜間頻尿と死亡の関係が推測されているが,確定的ではない。
「KEY WORDS」夜間頻尿,疫学,リスク因子

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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