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特集 低活動膀胱(UAB)の最前線

UABと非侵襲的検査

和田直樹渡邊成樹北雅史柿崎秀宏

排尿障害プラクティス Vol.27 No.2, 37-44, 2019

低活動膀胱(underactive bladder;UAB)はいまだ明確な定義がなされておらず,「排尿筋低活動を示唆する症候群であり,残尿感をともなう,またはともなわない排尿時間の延長として現われ,通常は排尿開始遷延,膀胱充満感の低下,尿勢低下をともなう」という定義が試案されている。臨床症状でUABを定義する試みや,非侵襲的な尿流測定や残尿測定,または超音波検査で排尿筋低活動を診断する試みがなされているが,いまだ確立されたものはない。泌尿器科を受診した患者集団においては,臨床症状や非侵襲的な検査手段を用いて排尿筋低活動を診断することがある程度可能になると思われるが,今後は一般集団においてUABを診断できるような簡便な検査手法が望まれる。
「KEY WORDS」低活動膀胱,排尿筋低活動,尿流測定

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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