特集 排尿自立指導―その導入と発展
排尿自立指導の実践─医師の立場から
排尿障害プラクティス Vol.27 No.1, 31-36, 2019
排尿自立指導料算定が開始されたことにより,我々泌尿器科医も多職種によるチーム医療活動に関わる機会が増えてきた。排尿ケアは,患者のQOLの向上,尿路感染制御,あるいは早期退院,在宅復帰につなげることができる。多職種チームのなかで泌尿器科医は,自らの専門分野である排尿障害の治療や尿路感染対策などについて,他職種へ教育や指導を行うが,それと同時にケアやリハビリテーションについては他職種から学ぶことも多い。時にはリーダー,時には調整役として,チームで排尿ケアに関わることは,他の泌尿器科領域とはまた異なる,泌尿器科医としての醍醐味となっている。
「KEY WORDS」排尿ケア,排尿障害,チーム医療,リハビリテーション
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。