2018年3月16~20日にデンマーク,コペンハーゲンで開催された33rd Annual EAU Congressに参加いたしました。デンマークといえばNATIONAL GEOGRAPHIC誌(2017年11月号)でも特集されておりましたが,国民の幸福度が高いことで知られており,国連が発表した2018年度版世界幸福度ランキングでも第3位(日本は第54位)とのことです。会場はコペンハーゲン空港(CPH)に程近いベラ・センターで,会場内はブルー,オレンジ,グリーンなど色別のエリアに分けられており,瀟洒なつくりは流石デザインにこだわりのある国だと感じました。発表用のモニター解像度は素晴らしく高く,小さな文字まで鮮明に読み取れるのでフラストレーションがありません。今回の私の発表はEAU-JUA joint sessionにおける“Summary of Japanese guidelines on spina bifida occulta(SBO)”で,開催初日に行われましたので会期中ゆっくりと勉強することができました。推薦していただいた先生方には改めて御礼申し上げます。
本稿ではいくつかの演題を選んで,臨床と基礎研究に分け,読者の皆様にご紹介したいと思います。