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特集 改訂 男性下部尿路症状・前立腺肥大症診療ガイドライン

男性下部尿路症状・前立腺肥大症の手術療法

福井彩子浮村理

排尿障害プラクティス Vol.25 No.2, 58-64, 2017

2008年の『男性下部尿路症状診療ガイドライン』および2011年の『前立腺肥大症診療ガイドライン』1)の発刊を経て,これらを基に両者が一本化され,2017年に『男性下部尿路症状・前立腺肥大症診療ガイドライン』2)が発刊された。手術療法分野の変更点の特徴は,推奨グレードの更新および核出術・蒸散術におけるさまざまな選択肢の登場である。また,被膜下前立腺核出術においては,欧米から腹腔鏡やロボット支援手術の登場もみられた。この数年の前立腺肥大症(benign prostatic hyperplasia;BPH)手術療法の技術の進歩・変遷に着目しながら,新しいガイドラインについて概説する。
「KEY WORDS」前立腺肥大症,診療ガイドライン,手術療法,核出,蒸散

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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