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特集 改訂 男性下部尿路症状・前立腺肥大症診療ガイドライン

男性下部尿路症状・前立腺肥大症の薬物療法(一般医)

山西友典加賀勘家加賀麻祐子布施美樹

排尿障害プラクティス Vol.25 No.2, 42-48, 2017

『男性下部尿路症状診療ガイドライン』,『前立腺肥大症診療ガイドライン』がそれぞれ,泌尿器科専門医以外の医療従事者,泌尿器科専門医を対象として2008年,2011年に発刊された。2017年に新しく改定された『男性下部尿路症状・前立腺肥大症診療ガイドライン』は,以前発刊された2つの旧ガイドラインを合併したものとなっており,診療アルゴリズムも一般医のものと泌尿器科専門医のものが別々に作成されている。
これまでは薬物療法の中心はα1遮断薬であったが,2014年にはPDE5阻害薬(タダラフィル)も承認された。新ガイドラインにおける一般医向けの薬物療法の改定のポイントは,α1遮断薬とPDE5阻害薬,および両薬剤の比較,併用,過活動膀胱/前立腺肥大症に対する薬物療法などである。
「KEY WORDS」前立腺肥大症,下部尿路症状,ガイドライン,α1遮断薬,PDE5阻害薬

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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