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特集 夜間頻尿のパラダイムシフト

夜間頻尿における行動療法

小川輝之皆川倫範石塚修

排尿障害プラクティス Vol.25 No.1, 62-68, 2017

夜間頻尿における生活指導・行動療法は,低侵襲性と経済性を考慮してまず勧められる治療の1つである。適切な飲水量,排便のコントロール,肥満の治療,骨盤底筋体操などの行動療法は,頻尿や尿失禁に対して有効であるという数多くの報告がある。これらの治療は単独で評価されるというよりは,生活指導・行動療法の組み合わせによって臨床効果を示すものが多い。その有効性は薬物療法の効果に近い報告もあり,さらに薬物療法に組み合わせることによる相加効果も期待できる。ただし,まだ大規模な臨床試験による強固なエビデンスがないこと,治療に患者教育を含めた時間と労力が必要であることなど,行動療法を進めるうえで検討するべき課題は多いと思われる。
「KEY WORDS」夜間頻尿,生活指導,行動療法,骨盤底筋体操,青竹ふみ

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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