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特集 下部尿路機能障害と膀胱血流

膀胱血流とバイオマーカー

横山光彦永井敦

排尿障害プラクティス Vol.21 No.4, 58-63, 2013

バイオマーカーとは, 主に疾患の病態把握などを数値化, 定量化して示すことができる指標である. 近年, 下部尿路機能障害と尿中バイオマーカー, 特に過活動膀胱(OAB)と神経成長因子(NGF)との関連についての研究が進んでいる. その他にも脳由来神経栄養因子(BDNF), プロスタグランディン(PGs), サイトカイン, C反応性蛋白(CRP)といった物質とOABとの相関についても検討がなされている. われわれは, 酸化ストレスのマーカーである8-hydroxy-2'-deoxyguanosine(8-OHdG)と下部尿路機能障害との関連を検討したので報告するとともに, 膀胱虚血, 主には過活動膀胱におけるバイオマーカーについて現状を述べた. 「はじめに」バイオマーカーとは, 主に疾患の病態把握などを数値化, 定量化して示すことができる指標である. 特に泌尿器科領域では前立腺癌における前立腺特異抗原(prostate specific antigen; PSA)がその代表である.

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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