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各種排尿・性機能スコアの妥当性

第4回 キング健康調査票(KHQ)

関成人村上知彦

排尿障害プラクティス Vol.21 No.1, 67-71, 2013

「はじめに」下部尿路症状のなかでも, 尿意切迫感や切迫性尿失禁あるいは夜間頻尿といった蓄尿症状は, 日常の多方面にわたって生活に支障を与えることが知られている. また疫学調査の結果からは, 蓄尿症状を有する割合は男女ともに高齢になるに従い増加し, それに伴い生活の質(QOL)が低下することも報告されている1). 近年, 尿意切迫感を主体とする過活動膀胱や, 各種の尿失禁の評価や治療法の選択, さらには治療効果の判定といった日常診療においては, 尿流量や残尿量あるいは膀胱内圧測定といった尿流動態検査を中心とした他覚的検査結果に比較して, 自覚症状とQOLの評価がより重要視される傾向にある.
「QOLの評価」QOLの評価は質問票(questionnaire)により行うのが一般的である. 質問票は一般的質問票(general questionnaire)と疾患特異的質問票(disease-specific questionnaire)に区別される.

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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