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特集 BPHの診療ガイドライン

BPHの診断:泌尿器科医に求められるレベル

河内明宏三木恒治

排尿障害プラクティス Vol.20 No.4, 13-17, 2012

泌尿器科専門医を対象とした新しい『前立腺肥大症診療ガイドライン」において, 診断に関しては, 前立腺肥大症を想定した場合に必ず行うべき評価(基本評価)と症例を選択して行う評価(選択評価), その他の評価に分類された. 基本評価としては, 病歴聴取, 症状・QOL評価, 身体所見, 尿検査, 尿流測定, 残尿測定, 前立腺超音波検査, 血清PSA測定が挙げられた. 選択評価としては, 排尿記録, 内圧尿流検査, 血清クレアチニン値測定, 上部尿路超音波検査などが挙げられた.
「はじめに」高齢化社会の訪れとともに下部尿路症状を訴える患者が増加している. これらの患者は一般内科医を受診するあるいは他の疾患で受診中に症状を訴える場合も多い. この一般医向けとしては『男性下部尿路症状診療ガイドライン』が発刊され, その内容を参考に診療が行われる1). 一方で泌尿器科医を直接受診したり, 一般医より紹介され受診する場合は, われわれ泌尿器科医が正確な鑑別診断を行い, 治療を行う必要がある.
「Key Words」前立腺肥大症, 診断, 基本評価, 選択評価

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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