<< 一覧に戻る

骨盤内手術に必要な骨盤の解剖

尿失禁手術に必要な骨盤の解剖(男性を含む)

武井実根雄

排尿障害プラクティス Vol.18 No.4, 61-69, 2010

「はじめに」尿失禁の手術といえば一般的に女性が対象と考えられるが, 前立腺癌の早期診断の発展に伴う前立腺全摘除術の増加により, 近年術後の重症尿失禁に対する手術的治療の必要性が認識されつつある. そこで, 本稿では女性と男性の尿失禁手術に必要な骨盤の解剖について解説する. 女性腹圧性尿失禁に対する手術としては, メッシュのテープにより中部尿道を固定する方法が普及していることから, 代表的手術としてテープを恥骨後面に通すTVT(tension free vaginal tape)手術と閉鎖孔を利用するTOT(transobturator tape)手術に際して必要な骨盤の解剖を解説する. 男性の尿失禁については人工尿道括約筋(AMS800)および, 近い将来本邦にも導入されると考えられる尿道スリング手術に必要な解剖を解説する. これらの手術は簡便で低侵襲であることを謳い文句としているが, 尿失禁はQOL疾患であるがゆえに, より安全確実に手術を実施することが要求される.

記事本文はM-Review会員のみお読みいただけます。

メールアドレス

パスワード

M-Review会員にご登録いただくと、会員限定コンテンツの閲覧やメールマガジンなど様々な情報サービスをご利用いただけます。

新規会員登録

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

一覧に戻る